調布の「水木しげる展」、5,000人突破-「ぬりかべ」像も登場

5,000人突破の「水木しげる展」、会場前の様子

5,000人突破の「水木しげる展」、会場前の様子

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 調布市文化会館たづくり(調布市小島町2、TEL 042-441-6150)で2月6日から始まった「名誉市民 水木しげる展~調布のまちの水木サン~」の来場者が2月17日、5,000人を超えた。

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 同展は名誉市民である漫画家・水木しげるさんの50年以上の調布とのつながりを中心に、作品紹介や調布での生活を写した写真などを展示している。

 展示室外では16日から、青山の「こどもの城」(渋谷区)で1月中旬まで展示した高さ160センチの妖怪キャラクター「ぬりかべ」の像や、2006年に市内の商業団体に水木しげるさんが描き下ろした直筆の「だるま」のキャラクターイラストなどの展示も始めた。

 ぬりかべ像は発泡スチロールに塗装や特殊加工を施したもので、「こどもの城」スタッフが2カ月かけて制作したもの。目の毛細血管は毛糸をほぐして接着剤で固定するなど、リアルを追求した作りが特徴。

 「こどもの城」AV事業部の早川健太さんは「『妖怪ライブラリー』を開催し、1年間かけて展示を行い多くの方に楽しんでもらえたが、違う場所でまた楽しんでいいただけるのはうれしい。調布との新しいつながりのきっかけになれば」と話す。

 週に2日、妖怪検定合格者が来場客からの質問に応えるサービスも行っている。

 開館時間は10時~18時。入場無料。3月22日まで。

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