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調布・仙川に野菜を楽しむピザ新店 代々木上原「エンボカ東京」からメニュー引き継ぐ

「poca enboca (ポカ エンボカ)」のピザ バジルソース・パルミジャーノ・松の実を合わせる「レンコン」と、ゴマソース・胡麻豆腐と合わせる「野沢菜」のハーフ&ハーフ

「poca enboca (ポカ エンボカ)」のピザ バジルソース・パルミジャーノ・松の実を合わせる「レンコン」と、ゴマソース・胡麻豆腐と合わせる「野沢菜」のハーフ&ハーフ

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 「野菜を楽しむピザ」を看板メニューとする「poca enboca(ポカ エンボカ)」(世田谷区上祖師谷7、TEL 03-4363-1144)が7月2日、調布市仙川駅から近い住宅街にオープンした。

「poca enboca (ポカ エンボカ)」店主の木下正子さん 

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 代々木上原の人気ピザ店で、今年3月に閉店した「エンボカ東京」のメニューを引き継ぎオープンした同店。エンボカ東京の味を惜しむ客の声が多かったことから、8年間勤務していた木下正子さんがオーナーの勧めでレシピを引き継ぎ独立した。木下さんは調理師学校でフランス料理を専攻し、フレンチレストラン、カフェ、総菜専門店などで調理の経験を積んだ後、「野菜を楽しんでもらうピザが看板メニュー」というエンボカ東京に魅力を感じて修業を開始。ピザ作りを一から習得し、ランチタイムの責任者としてピザを作り続けてきた。

 オリジナルのレシピに加え、ピザ窯をはじめ、テーブル、カウンター、椅子、床材までもエンボカ東京から引き継いで同店をオープン。「ボタニカル」を内装のテーマに、グリーンの一部も引き継ぎ、代々木上原エリアの常連客も来店してもらえそうな距離の同所を選んだ。店舗面積は約9坪で、テーブルとカウンター合わせ14席を用意する。

 店名の「poca」はスペイン語で「少し・小さい」という意味で、エンボカの味を引き継いだピザと木下さんのオリジナル料理を提供する、「少しだけエンボカ」が同店のコンセプト。4種類の国産小麦粉をブレンドし、「もっちり感と軽さを感じられる」というピザ生地は、新店の環境に合う水分量に再調整。トッピングなども国産の食材を使い、野菜をメインにしたピザを看板メニューに据える。現在はピザとデザートのみを提供しており、調理器具が届き次第、ディナータイムにはワインに合うオリジナル料理の提供も始める予定。

 メニューは、エンボカ東京の代名詞となっていたという「れんこん」、ゴマ豆腐と合わせる「野沢菜」、旬の「オクラ」など野菜を使ったオリジナルのピザのほか、ピザの定番「マルゲリータ」や季節のフルーツを使ったピザなど10種類以上(サラダとドリンクのランチセット=1,800円)を用意。季節によって味を変える「チーズケーキ」(500円)や「白桃シャーベット」(400円)などのデザートも取りそろえる。現在、ディナータイムはピザのテイクアウト販売のみ行う。

 木下さんは「家族連れ、デート、おひとりさまなど、近所の皆さまに、さまざまなシーンで利用いただき、楽しんでもらえる店にできれば」と話す。

 営業時間は11時30分~15時、17時~19時。火曜定休。

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