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調布・国領のベーカリーが5周年 「喜んでもらえる焼きたて」をこれからも

ベーカリー「パン de アノー」の最近リニューアルしたクロワッサンなど

ベーカリー「パン de アノー」の最近リニューアルしたクロワッサンなど

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 調布・国領の品川通り沿いにあるベーカリー「パン de アノー」(調布市国領町5、TEL 042-426-8977)が10月28日で5周年を迎えた。

ベーカリー「パン de アノー」チーフの碓井武憲さん(左)と製造スタッフ

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 川崎市と狛江市に店舗を持つ洋菓子店「パティスリーアノー」の姉妹店として、2017(平成29)年にオープンした同店。「パティスリーアノー」の元パティシエで、パン作りも修業した碓井武憲さんが中心となり、「客に喜んでもらえるパンを提供する店」を目指し、洋菓子の技術を生かしたバラエティー豊かな焼きたてのパンを取りそろえる同店を開いた。連日多くの客が来店し、毎日通う常連客もいるなど、地域に密着した店になっている。

 看板メニューの「クリームパン」(225円)は、「パティスリーアノー」のカスタードを使い、「オープン当初から変わらない味」を提供。常時70種類ほどを用意するパンの多くは改良を重ね、新商品や季節商品を次々と提供し、「頻繁に来店しても飽きないよう、常に新しい食材の組み合わせなどを考えている。これまでに用意した商品数は数え切れない」と碓井さんは言う。最近では「クロワッサン」(290円)をリニューアルし、北海道産発酵バターを使って「より良い食感」に仕上げ、クロワッサン生地とカスタードを使った新商品「ぺぺ」(286円)の販売も始めた。

 コロナ禍では、より多くの客が来店し、「パンは生活に根ざしたものだと再認識した」と言い、来店の多い時間を考えて焼き上げる回数やタイミングも改善を繰り返してきた。常にいくつかの種類のパンは焼きたてを並べ、人気商品の「自家製カレーパン」(215円)は、常時揚げたてを提供できるよう、こまめに揚げて販売する。

 5年間を振り返り、印象に残っているのは「あの新商品、おいしかったよとお客さまに言ってもらえたこと」と碓井さん。5周年の感謝を込め、10月31日まで、購入金額に応じた金券プレゼントや日によって割引商品を用意する。

 碓井さんは「これからも『お客さまに喜んでもらえる』ことを一番に、スタッフと協力しながら常に焼きたてを用意し、より一層地域に必要とされる店にできたら」と話す。

 営業時間は8時~18時。

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