府中市は現在、漫画「ちはやふる」ゆかりの地を巡りながらキーワードを集める「ちはやふるin府中 キーワードラリー」を開催している。
寄せられたメッセージやイラストが詰まった「『ありがとう!ちはやふる!』メッセージボード」 ©末次由紀/講談社
同作品は競技かるたを題材にした末次由紀さんの漫画で、15年にわたり人気を博し8月に最終回を迎えた。12月にコミック最終巻(第50巻)が発売予定。作中には同市の風景が度々登場し、「聖地」の一つとしてファンに親しまれている。
同イベントは、リーフレットを参考にして市内5カ所に設置された作者描き下ろしイラストのパネルを巡り、携帯端末でキーワードを確認する。集めたキーワードをリーフレット付属のはがきに書き込み、専用ボックスに投函。先着2000人に参加賞のオリジナルしおり、抽選でオリジナルグッズなどが進呈される。
リーフレットの配布場所は、片町文化センター、府中市観光情報センター、府中市郷土の森観光物産館、183 FUCHU FAN ZONEほか。応募はがき投函と参加賞引き換え場所は、観光情報センター、片町文化センター。参加無料(通信料は自己負担)。12月28日まで。
併せて、京王線府中駅北側改札口前の「183 FUCHU FAN ZONE」で現在、「『ありがとう!ちはやふる!』メッセージボード」を掲出している。ボードでは作者オリジナルイラストと共に、ファンからのメッセージやイラストが紹介されている。
同市観光プロモーション課担当者は「作品完結を記念して夏に募集した企画で、多くの応募を頂きメッセージボードが完成した。キーワードラリーで聖地巡りをしながら、多くの市民やファンに楽しんでいただけたら」と話す。2月28日まで。