調布市仙川駅近くを流れる仙川沿いに咲く菜の花と桜のコラボレーションが見頃を迎えた。
春の風物詩のスポットとして人気を集める調布市仙川駅北側の住宅街を流れる仙川沿い。都営緑ヶ丘団地(調布市緑ヶ丘2)近くの弁天橋付近から数百メートルにわたり川辺に自生する菜の花が毎年春の訪れを知らせる。今年も今月上旬から黄色い花が川辺を埋め尽くし、周辺には花の香りが立ち上がる。仙川沿いの遊歩道には桜の木が植えられているところもあり、毎年菜の花と桜が同時に咲く様子が見られるが、今年は例年より早くに競演の見頃を迎えた。
人気スポットには、散歩やジョギングをする近隣の住民や通学する学生たちだけでなく、風景画を描く人や一眼レフを携えて撮影に訪れる人も多い。近くに住むという女性は「菜の花の香りがすると春が来たと思う。桜色と黄色のコラボレーションは、より気持ちが華やぐ」と話し、ウオーキング途中だという男性は「つい撮りたくなる」とスマートフォンを向けていた。