調布のオープンガーデンテラス「森のテラス」(調布市若葉町1、TEL 03-3307-1987)で4月4日、パーカッショニストの山口ともさんとピアニストで作曲家の重松壮一郎さんによる音楽イベント「『ガラクタに咲いた花』~廃品打楽器とピアノの森の音楽会」が開催される。
山口さんは童謡作曲家の山口保治さんを祖父、新日本フィルハーモニー・ティンパニー名誉首席奏者の山口浩一さんを父とする打楽器奏者。1995年の音楽劇「銀河鉄道の夜」で、概製の楽器では思った通りの宇宙的な音が出なかったことから、自分で廃品から打楽器を作るようになり、「ガラクタに命を吹き込む打楽器奏者」とも呼ばれている。
同テラスで定期的に演奏している重松さんは即興演奏やオリジナル曲を主体としたライブ活動を国内外で年間100回以上行うピアニスト。森の中で演奏したことをきっかけに環境問題の貢献をテーマに演奏を開始。さまざまなジャンルの音楽とセッションを展開する中、同イベントが実現した。
今回は打楽器とピアノによる即興演奏を行う。ライブ会場を取り囲む自然と観客の息づかいとの調和から生み出される即興セッションや、それぞれのソロ・ステージ、重松さんのオリジナル曲などを披露。会場ではオーガニックドリンクも提供する。
重松さんは「毎年、今ここでしか聴けない音、ここでしか見られないパフォーマンスが展開されている。春の森のテラスはとても気持ちが良く、おいしいスイーツなどもご用意しているで、お客さんは五感すべてを使って楽しんでいただけると思う。ぜひお越しいただきたい」と話す。
開演時間は12時30分~。料金は前売り券、当日券ともに3,000円(ドリンク付き)。当日券は晴天時のみ販売。予約定員30人。