食べる

狛江「堀口珈琲」がリニューアル コーヒー文化の発信やセミナーも

「堀口珈琲狛江店」の店内 中央の柱を囲むカウンター

「堀口珈琲狛江店」の店内 中央の柱を囲むカウンター

  • 68

  •  

 狛江駅近くにあるスペシャルティコーヒー専門店「堀口珈琲狛江店」(狛江市和泉本町1、TEL 03-5438-2143)が5月1日、リニューアルオープンした。

「堀口珈琲狛江店」店長の佐藤雄太さん 一杯ずつペーパードリップで抽出

[広告]

 グァテマラやエチオピアなど世界各地のパートナー生産者から調達した品質の良い生豆だけを使うスペシャルティコーヒー専門の同店。1990(平成2)年に世田谷で創業し、2店舗目となる狛江店は、1999(平成11)年にカフェを備えた焙煎(ばいせん)所「ロースタリー・カフェ」として開店。2019(平成31)年に焙煎設備を横浜ロースタリーへ移設し、焙煎機があったスペースに、行列が絶えない人気店「ベーカリーAOSAN」(仙川町)の2号店「aosan comaé」をインショップとして迎え、コーヒーとパンを提供してきた。

 スペシャルティコーヒー文化をさらに発信できる場にしたいと、「Comae Coffee Civic Center~コーヒーで、つどう・まなぶ・むすぶ~」を新コンセプトに店内空間を一新。コーヒーやパンを楽しむことに加え、コーヒーや関連テーマのセミナーなども開催する。「Civic Center」は公民館などを意味し、文化施設として人が集まり、学び、交流することで、コーヒー文化の醸成や地域の活性化を目指す。初回となる「コーヒー抽出セミナー」を5月21日に開催。予約方法はウェブサイトで知らせる。

 店舗面積は約43坪で、カウンター席とテーブル席を合わせて24席を用意。店内は、中央部の柱を木の幹に見立て、中心に人が集まるイメージで柱を囲むようにカウンターを設置。店頭のショーケースには、定番ブレンド「CLASSICシリーズ」全9種のコーヒー豆に加え、多種多様なシングルオリジンを常時10種類以上そろえる。

 喫茶メニューは、販売しているコーヒー豆全種を一杯ずつペーパードリップで抽出した「ホットコーヒー」(600円~)、「アイスコーヒー」(630円~)、「カフェオレ」(660円~)や、コーヒーに合わせた「ニューヨークチーズケーキ」(550円)、「和栗のモンブラン」(605円)などのスイーツも多数用意。店内に併設している「aosan comae」で、通常15時以降に限定販売する人気商品「角食」を使った「aosan角食トースト」(2P=380円、4P=550円)の新メニューなども提供する。

 佐藤雄太店長は「堀口珈琲に行けば常に新しいコーヒーとの出合いや発見があり、コーヒーを中心に、どなたでも気軽に利用できる『カジュアル』さと専門店ならではの『こだわり』の両面を提供したい。おいしいコーヒーが身近に感じられる特別な場所を目指す」と話す。

 営業時間は10時~19時(喫茶は18時まで)。月曜定休(祝日の場合は翌日)。「aosan comae」は月曜・火曜定休。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース