立ち飲み居酒屋「タチノミバンビ」(調布市西つつじヶ丘3、TEL 042-444-5360)が8月31日、調布市つつじヶ丘駅近くの富士見街商店会にオープンした。
10月で創業17年を迎える沖縄料理店「みやらび」(西つつじヶ丘2)の姉妹店としてオープンした同店。飲み屋中心の長屋が立ち並び、昭和の風情が色濃く残る同商店会のテナントが空き、みやらびの常連客から出店を要望された店主の竹原学さんが手がける。座席を多く配置できない広さだったことから立ち飲みの居酒屋として店を開いた。
店舗面積は約10坪で、カウンターと立ち飲みテーブルを用意し、20人程度の収容を想定。白のレンガと黒の壁のモノトーンをベースに、たる型のテーブルを配し、「清潔感とおしゃれ」をコンセプトにした店内に仕上げた。店名のロゴやテーマカラーに「かわいらしさ」を持たせ、若い世代や女性も入りやすい店を目指すという。
提供するメニューは、竹原さんの下で約10年間調理を担当してきた大田寿さんが手作りする「バンビハンバーグ」(550円)や「本日の煮込み」(500円)などのほか、福岡県を中心に多くの人に親しまれているという「八ちゃん堂の揚げたこやき」(330円)などの即席料理も用意。ドリンクは、ビール、焼酎、ウイスキー、日本酒、ホッピーなどをそろえる。
竹原さんは「立ち飲みの良さは、客同士が和気あいあいとコミュニケーションが取れること。老若男女の交流の場となり、酒席から遠ざかりがちな若い世代が居酒屋文化に親しんでもらえたら」と話す。
営業時間は16時~24時。