淡路島産タマネギを使ったハンバーガーが看板メニューの「淡路島バーガーつつじヶ丘店」(調布市西つつじヶ丘2、TEL 03-6677-2641)が調布市つつじヶ丘駅近くにオープンして、10月12日で半年がたった。
「淡路島バーガーつつじヶ丘店」店長の豊田勇二さん(左)とスタッフの皆さん
兵庫県西宮市に本店を構え、全国に59店舗を展開する「淡路島バーガー」。温暖な気候の淡路島の特産であるタマネギを使ったハンバーガーは人気を集め、着実に店舗数を増やしている。瀬戸内海に面した岡山県出身で調布市内在住の豊田勇二さんは、10代の頃に訪れたアメリカの食文化に刺激を受け、将来飲食業をやりたいと思っていたという。長年の夢を実現するに当たり、故郷瀬戸内の食材を使いたいと考えていたところ淡路島バーガーに出合い、「そのおいしさに即決」し同店を開いた。
一番の特徴であるタマネギは、淡路島の中でも本部独自の基準に合った契約農家が栽培した糖度の高い完熟のものを直送。皮むきから店内で行う。牛肉100%のパティとレタスとトマトと合わせ、スタンダードの「淡路島バーガー」、「てりやきバーガー」(以上950円)、「チェダーチーズバーガー」(1,100円)などを用意する。
店舗面積は約10坪で、テーブル4席とカウンター5席を用意。店内はブルーとホワイトと白木を使い、太陽の下の瀬戸内海と島々をイメージした明るい雰囲気に仕上げた。
開店当初、想定以上の来店があり、調理の排気・排煙が追いつかず、2カ月ほど休業して改修工事を行った。排気・排煙の機能を高め、パティの調理方法をじか火から油落ちしない鉄板に変更。オペレーションの改善も行い、さまざまな課題を克服して7月に再オープンした。
メニューはほかに、「オニオンリング」(450円)や淡路牛を使ったコロッケを挟んだ「淡路牛コロッケコッペサンド」(500円)なども用意。ドリンクには生レモンを使った「島レモンソーダ」(300円)やクラフトビール「あわぢびーる」(700円)なども取りそろえる。
豊田さんは「開業当初はいろいろと迷惑をおかけしたが、課題は解決しているので安心して瀬戸内の恵みを味わってもらえたら。瀬戸内には海の幸もあるので、それらを使ったメニュー開発などにも挑戦してきたい」と話す。
営業時間は、11時~14時30分、17時~20時。水曜定休。