見る・遊ぶ

調布・神代植物公園でアジサイウィーク 「はなしょうぶ展」も

盛りの時季には色も形もさまざまなアジサイが見られる(昨年の様子)

盛りの時季には色も形もさまざまなアジサイが見られる(昨年の様子)

  • 39

  •  

 アジサイの花が色付き始めた都立神代植物公園(調布市深大寺元町5、TEL 042-483-2300)が現在、「梅雨を満喫 アジサイウィーク」を開催している。

神代植物公園で見られるガクアジサイ系「ウズアジサイ」(過去の様子)

[広告]

 同園にはヤマアジサイの園芸品種など約130種類500株のアジサイがあり、例年7月上旬まで見頃が続く。イベント期間中、雨の日でもアジサイを観賞できるように透明ビニール傘を貸し出す。広報担当の土方千鶴さんは「視界を遮らないように透明の傘を用意したので360度見渡して、雨の日にこそいっそう映えるアジサイの色彩を楽しんでほしい」と話す。貸出場所は正門と深大寺門。「数に限りがあるため、再入園の予定でも退園時にいったん返却してほしい」と呼びかけている。

 屋外展示場では6月23日まで、ヤマアジサイを中心に園芸品種の鉢植えを紹介する「あじさい展」を開いている。特別展示の「ヤエヤマアジサイ」は、都内の丘陵地公園に自生する野生のヤマアジサイから見つかった品種。両性花と中性花の全てが萼(がく)化しており、普段は同園の植物多様性センターで生息域外保全している。

 別の屋外展示場(正門前)では今月16日まで、「はなしょうぶ展」を開いている。ハナショウブは江戸の園芸文化を華やかに彩った植物。土方さんは「江戸系・伊勢系・肥後系など多彩なハナショウブを間近で楽しんでいただければ」と話す。「あじさい展と両方をご覧になりたい方は早めの来園を」と呼びかける。

 開園時間は9時30分~17時(最終入園は16時)。月曜休園(祝日の場合は翌日)。入園料は、一般=500円、65歳以上=250円、中学生=200円(都内在住・在学の場合は無料)、小学生以下無料。アジサイウィークは6月30日まで。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース