「調布国際音楽祭2024」が6月15日から、調布市文化会館たづくり(調布市小島町2)や調布市グリーンホール(同)などで開催される。
2020年度(第71回)芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞した鈴木優人さんがエグゼクティブ・プロデューサーを、「バッハ演奏の第一人者」とされる鈴木雅明さんが監修を務めるクラシック音楽の祭典。2013(平成25)年に「調布音楽祭」の名でスタートして以来、調布の風物詩となっている。
12回目を迎えた今年のテーマは「MUSIC WITHOUT BORDERS」。ドイツのバイオリニストで複数の賞を受賞し、客演ソリストとして世界の主要オーケストラと共演しているイザベル・ファウストさんを招待し、NHK交響楽団が再出演する「鈴木優人×イザベル・ファウスト NHK交響楽団 in Chofu」を筆頭に、チェリスト上村文乃さんの公演「深大寺本堂に響くバロック・チェロ」や「村治佳織&村治奏一 ギターデュオ・リサイタル 『夜明け』」、「『ある晴れた日に』 森麻季ソプラノ・リサイタル」、「バッハ・コレギウム・ジャパン 音楽のささげもの」などのプログラムを予定する。
さらに、若手演奏家を中心に構成する調布国際音楽祭公式の「フェスティバル・オーケストラ」の参加型企画やクラシックファンの将棋棋士・佐藤天彦さんと将棋ファンの鈴木優人さんがタッグを組むことで実現した「将棋×音楽」のオリジナル企画「将棋×音楽 スペシャルコラボイベント 駒音に耳をすませて」などのほか、子ども向けプログラムも用意する。
そのほか、音楽を作るワークショップやミニリサイタル、「布多天神社できくグランドピアノ」などの企画も多数用意する。
今月23日まで。