狛江最古の銭湯「狛江湯」(狛江市東和泉1、TEL 03-3489-3881)が6月25日、定休日の浴場を使ったイベント「落語と音楽会Vol.2 水無月(みなづき)の宴」を開催する。
65年以上地域住民に親しまれ、昨年4月にリニューアルした同湯。昨今の銭湯・サウナブームの中、東京の人気銭湯としてメディアに紹介されるなど注目を集め、連日多くの客でにぎわっている。同湯3代目の西川隆一さんは「今まで銭湯に来なかった人が来たくなるイベントを企画して、市内外問わず新しいつながりを増やし、日本の銭湯を残していきたい」と話す。
今回のイベントは、同湯の定休日を利用した「落語と音楽会」の第2弾で、落語家の鈴々舎美馬(れいれいしゃみーま)さんとシンガー・ソングライターの中野ミホさんが出演。浴場をステージに、同年代の女性2人がコラボライブを行う。
鈴々舎美馬さんは1月、「二ツ目昇進公演」を異例の1700人規模で開いた落語家。高座に上がる出ばやしは「JUDY AND MARY(ジュディアンドマリー)」の「そばかす」。中野ミホさんは、ライブを中心に活動する北海道出身のシンガー・ソングライター・ギタリスト。
同イベントプロデューサーの山本雅美さんは「2月の『落語と音楽会』はおかげさまで満員御礼だった。銭湯という街の社交場を舞台に、今回は同年代の女性落語家とアーティストがコラボする。落語初心者や女性も気軽に足を運んでいただければ」と話す。
18時30分開場、19時開演。料金は、前売り=3,000円、当日=3,500円。ワンドリンク付き。前売り券は、狛江湯とPassMarketで販売。