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府中でデフリンピックのトライアウト 交流会など応援企画 映画上映も

ミニトークをする川俣郁美さん ©東京都生活文化スポーツ局

ミニトークをする川俣郁美さん ©東京都生活文化スポーツ局

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 デフリンピック選手を発掘するトライアウトが6月29日、郷土の森総合体育館(=府中市立総合体育館、府中市矢崎町5)で開催され、一般見学者も楽しめる応援企画が行われる。

映画「みんなのデフリンピック」のポスターを掲げるルミエール府中市民会館

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 デフリンピックは聾者(Deaf)による国際総合スポーツ競技大会で、1924年以来およそ4年ごとに夏季大会と冬季大会が行われてきた。日本初開催の「第25回夏季デフリンピック競技大会東京2025」は2025年11月15日~26日に開かれ、デフリンピック100周年を記念する大会となる。

 トライアウトでは、ハンドボール、射撃、テコンドー、レスリングの4競技について、応募者の適性やパフォーマンスを評価する(14時~16時)。見学は自由にできるが、競技によっては人数と会場の都合で見られない場合もある。

 トライアウトに先立ち、デフリンピック応援企画として「デフリンピアン交流会」を開催(11時30分~13時)。デフバドミントン ナショナルチーム選手による講話、デフバドミントンのデモンストレーション、聞こえない状態での競技体験などを行う。参加予定選手は、第24回夏季デフリンピック カシアス・ド・スル大会(2022年)で混合団体戦銀メダルを獲得した長原茉奈美さん、沼倉千紘さん、沼倉昌明さん。

 開会式(13時~13時30分)では、東京2025デフリンピック応援アンバサダーの川俣郁美さんらが「ミニトーク」を行う。第23回夏季デフリンピック サムスン大会(2017年)に日本選手団のサポートスタッフとして参加した経験、簡単な手話や国際手話を紹介する。

 続けて「東京2025デフリンピック応援隊・東京2025デフリンピック公式マスコットの任命式」を行う。公式マスコットには都のスポーツ推進大使である「ゆりーと」が任命され、応援隊には「ふくしまを応援する ベコ太郎」「静岡県イメージキャラクター ふじっぴー」「府中市マスコットキャラクター ふちゅこま」「東京都スポーツ文化事業団マスコットキャラクター SUSIE(スージー)」が登場する。14時からのトライアウトと並行して「マスコットたちのグリーティング」も行われ、それぞれのキャラクターがデフリンピックを盛り上げる。当日の催しは全て無料。

 併せて、デフリンピックアスリートを紹介する短編ドキュメンタリー映画「みんなのデフリンピック」を7月14日、ルミエール府中市民会館(府中町2、TEL 042-361-4111)で上映する。府中が会場になっているレスリング競技の種目やルール説明も行う。14時上映開始で、上映は20分間。無料。定員30人。予約は同館で受け付ける。

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