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調布の和食居酒屋「青のこと」がリニューアル 「ストリート酒場」目指す

「々-noma-」の松本光太郎さん(左から3人目)、まきさん(左)夫妻とスタッフの皆さん

「々-noma-」の松本光太郎さん(左から3人目)、まきさん(左)夫妻とスタッフの皆さん

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 創作和食を中心とした居酒屋「々-noma-(ノマ)」(調布市布田1、TEL 042-444-4347)が8月14日、調布駅近くの居酒屋「青のこと」跡にリニューアルオープンした。

「々-noma-」の創作料理「いわしの海苔(ノリ)巻き」

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 調布市内にある居酒屋「土と青」(布田2)を手がける店主の松本光太郎さんと妻のまきさん夫婦が、2号店として2017(平成29)年に「青のこと」(布田1)を開店。魚料理と全国の地酒を求める客で連日にぎわう人気店だったが、2022年、諸事情により惜しまれつつも閉店。若い世代から幅広い世代をターゲットに「和食をもっと気軽に楽しんでほしい」と、「酒場をストリートに、カジュアルに、楽しむ」を新しいコンセプトに掲げ、和食をベースにした創作居酒屋としてリニューアルオープンした。

 店舗面識は約17.5坪で、広めのカウンターとテーブル、立ち飲み席合わせて28席を用意。店内は植物を多く取り入れ、リラックスできる空間を演出したという。店名に使う「々」は、同じ漢字が繰り返し使われる「踊り字」と呼ばれる記号で、カタカナの「ノ」と「マ」を組み合わせたように見えることから、人々が繰り返し来てもらえるよう「noma(ノマ)」と名付けた。

 メニューは、山梨県直送の「馬刺し赤身」(1,650円)、「いわしの海苔(のり)巻き」(1,078円)、「さばハム キウイ リコッタチーズ」(968円)、「茄子(ナス)のテリーヌ くるみソース」(748円)、中華風な浅漬けの「大根 ホウジャオ漬け」(528円)、イチジクやピスタチオ、クルミ、クランベリーなどが入った「noma’sレーズンバター全粒粉クラッカー」(880円)、「鶏もも一夜干し 柚子(ユズ)檸檬(レモン)胡椒(コショウ)オイル」(935円)などを用意(価格は2024年8月現在)。今後は「皆さまの反応を見ながらメニューをアレンジしていきたい」と話す。

 料理に合わせたアルコールは、国内クラフトジンやフルーツサワーをメインに、「東京島酒」などの焼酎や季節の日本酒、ブラジルの蒸留酒「カシャッサ51」など取りそろえる。

 松本さんは「肩肘張らずカジュアルな雰囲気で、どなたでも普段使いしてほしい。料理やサービスだけでなく、ふらっと立ち寄って会話を楽しんだり、人とのつながりを大事にしたりして、『とびきり居心地のいい場所』を目指したい」と話す。

 営業時間は17時~23時。月曜・火曜定休。

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