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調布・つつじヶ丘で「神代団地蚤の市」 小学生による出店や映画上映企画も

「神代団地蚤の市」に出店予定の子ども蚤の市の作品

「神代団地蚤の市」に出店予定の子ども蚤の市の作品

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 手紙社が主催する「神代団地蚤(のみ)の市」が9月21日・22日、調布市つつじヶ丘の神代団地中央グラウンド・商店街広場(調布市西つつじヶ丘4)で開催される。

「神代団地蚤の市」第1回の様子

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 毎回数万人が訪れる規模になった「東京蚤の市」を「凝縮」し、身近な街で規模を小さくした蚤の市も開きたいと、昨年9月に同社創業地でもある同団地で第1回を開いた「神代団地蚤の市」。12月にはクリスマスをテーマに開き、今回が3回目となる。同社実行委員会責任者の田澤正さんは「2回とも予想以上の参加者があり、出店者からも『神代団地というレトロな場所で、緩やかな時間が流れる、ほっこりとした空気感が心地いい』という評価をもらっている」と話す。

 団地の暮らしの魅力を発信する活動の一つとしても位置づけ、同団地を運営するUR都市機構が共催。調布市と調布市観光協会が後援していたが、今回新たに神代団地自治会も後援することになり、団地全体、関わる人全員でイベントを作っていこうという雰囲気が出来上がったという。

 今回もアンティークやビンテージ雑貨、飲食など、東京蚤の市を代表するような常連店に加え、イベントのコンセプトに合う新たな出店者など約40組が出店。会場内では、大人も子どもも楽しめる音楽ライブを用意する。

 子どもたちも一緒に楽しめる企画として、新たに子ども蚤の市と映画上映を企画。小学生が自分で作ったものを販売するコーナーを設け、レジンを使ったアクセサリーやデジタルアートのポストカードなど、事前に応募した4組(各日)が出店する。「ものづくりの楽しさを知るきっかけになれば」と田澤さん。映画上映は団地の集会室を使い、宮沢賢治の代表作「銀河鉄道の夜」をアニメーションにした作品を上映する。

 田澤さんは「今回も、地域の方々には日常生活の中の思い出として、遠方の方々には地域や団地の魅力を知る機会として、ワクワクしてもらえるイベントになれば」と話す。

 開催時間は、21日=12時~19時、22日=10時~16時。入場無料。

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