地域デビューイベント「調布で踏み出す はじめの一歩」が10月5日、調布市文化会館たづくりで開催される。
定年退職や子どもの自立などをきっかけに、地域活動に初めて参加しようと考えている人を応援する同イベントは今回で18回目。調布市が主催し、調布市地域デビュー推進委員会が企画・運営する。
これまで主に60歳以上の市民を対象としてきたが、「人生100年時代」を見据え、今年は年齢層を現役世代に拡大し、50歳以上に引き下げた。会場参加に加え、オンライン参加も可能とした。
イベントでは、基調講演として、シニア社会学理事の池口武志さんによる講演会「定年NEXT~サードエイジを人生最良の時にするために」を開催。その他、地域活動に参加するための窓口の紹介や地域デビューされた方の体験談、グループごとに分かれての情報交換などを予定する。
地域デビュー推進委員の中原裕司さんは「定年後に家にこもりがちな人もいるが、定年後は残り人生の消化試合ではなく、地域活動の主力選手。これまで多くの皆さんが地域デビュー活動を通じて人とのつながりを広げ、楽しく充実した人生を送っている。今回のイベントに参加された皆さんが地域デビューするきっかけになれば。今回は特に定年前の方の来場、オンライン参加をお待ちしている」と語る。
対象は市内在住・在勤の50歳以上の市民。開催時間は13時~16時。定員60人(先着順)。オンライン参加の場合は年齢制限、人数制限なし。参加無料。申し込みは10月2日17時まで、電話とウェブサイトで受け付ける。