調布銀座にある居酒屋「鉄板酒場三八(さんぱち)」(調布市小島町1、TEL 042-444-3838)が10月13日で1周年を迎えた。
鉄板酒場三八」の人気メニュー「キャベツとチーズたっぷり豚ぺい焼き」
国産牛串やお好み焼きなどを提供する同店。元お笑い芸人の店長・小宮寛晶さんは「店内が自分のステージ」と、オープンしてから客とのコミュニケーションを大切にしてきた。持ち前の話術で、目の前で鉄板を焼く小宮さんとの会話を楽しみに足を運ぶ常連客が増えたという。
商店街の活性化にも力を入れ、「地域の人たちを動かすには地道な活動が必要」と話す小宮さんは、調布銀座や市内商店街の祭やイベントに積極的に参加。みこしの担ぎ手たちに「おもてなし」の準備をしたり、店頭での屋台販売やバルーンアーティストの経験を生かし、子どもたちに風船を作って配ったりするなど、「地域を盛り上げることで店を知ってもらい、人との輪が広がってつながっていけたら」と話す。
10月20日~22日は1周年イベントを開催。漫才の舞台で使われるマイクが、通称「サンパチ」と呼ばれることで名付けた店名の「三八」にちなみ、「サッポロ生ビール黒ラベル」「ハイボール」を最初の1杯のみ38円で提供するほか、1品380円(以上、税別)の限定メニューを用意する。
1周年に合わせた新作メニューは、「じゃがいもとベーコン、アスパラガスのバジルソース炒め」(968円)、「エビマヨ」(1.188円)の鉄板メニューのほか、「名古屋コーチンの包みワンタン」(418
円)、「ハツとハツ元のしぐれ煮」(418円)、「たぬききつねやっこ」(528円)、「鮭(サケ)ときのこのホイル焼き」(990円)などを用意する。
小宮さんは、「いろいろな方に助けられ、あっという間の1年だった。お客さんから、『三八が来てから調布銀座が明るくなった』とうれしい声をかけてもらえ、近隣の飲食店同士のつながりもでき、これからも一丸となって調布銀座、調布の飲食業界を盛り上げていきたい」と話す。
営業時間は15時~24時(土曜・日曜・祝日は12時~)。第3水曜・木曜定休。