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狛江で水辺の野外フェス「タマリバ」 来場者の寄付による運営続ける

多摩川水辺のフェス「TAMARIBA(タマリバ)」のエントランス、昨年の様子

多摩川水辺のフェス「TAMARIBA(タマリバ)」のエントランス、昨年の様子

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 多摩川が舞台の野外フェス「多摩川リバーサイドフェスティバル『TAMARIBA(タマリバ)2024』」が11月3日・4日に開催される。主催は市内在住の有志から成る「comaecolor(コマエカラー)」。

水辺のフェスを心地よく盛り上げる音楽ライブステージ

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 2016(平成28)年に始まり、都内近郊で開催される水辺のフェスとして人気のある同イベント。アクセスの良さと多摩川の特性を生かして、フード&ドリンク、音楽、ワークショップや水上アクティビティーなどさまざまな企画を用意する。運営費は大口の協賛に頼らず来場者の寄付による「完全DIY」と呼ぶ運営スタイルも特徴で、2日間で約1万5000人が来場する。

 今年は「Same River Twice」として新しい体験・出合いをキーワードに、飲食ブースや体験アクティビティーのほか特別企画を用意。さまざまなキッチンカーに加え、地元飲食店や市内外のクラフトビールブルワリー、コーヒーロースター、スイーツ店、クラフトショップ、本の交換所など60店以上が出店する。

 水辺のコンテンツは、新しい水上アクティビティーとして家族や友人と一緒に乗ることができる「HOBIE(ホビー)」やSUP(サップ)、カナディアンカヌーの体験など。アートワークショップやぬいぐるみ作り、シャボン玉パフォーマンスなど子どもも楽しめる企画も用意する。

 音楽ライブは、多摩川を背景に「タマリバ」と「マーカスの街」の2ステージを設置。曽我部恵一さん、優河さん、「ONCE(ワンス)」、中野ミホさんなど21組のアーティストが出演し、会場を盛り上げる。3日夕刻からは、食用廃油を再利用したエコキャンドルで夜の水辺を彩る「TAMARIBAキャンドルナイト」を実施。

 特別企画として、「ローカルフェスの現在地とこれから」をテーマにした「TAMARIBAトーク」を開催。全国で増えつつある個性的でローカライズされたフェスについて、津田昌太朗さんとジョー横溝さんがトークセッションを行う。

 コマエカラー代表の山本雅美さんは「TAMARIBAは来場者の寄付のおかげで少しずつ充実し、今年も開催できることになった。スペシャルなアーティストに出演していただき、会場のトイレも昨年より増やすことができた。イベント継続のために今年もドーネーション(寄付)への協力をお願いしたい」と呼びかける。

 開催時間は、3日=10時~21時、4日=10時~16時。「TAMARIBAトーク」は3日15時~。水上アクティビティー体験は事前予約制。入場無料。

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