
都立神代植物公園(調布市深大寺元町5、TEL 042-483-2300)で3月19日、「さくらまつり」が始まる。
同園では、早咲きの大寒桜(オオカンザクラ)から遅咲きのサトザクラ類まで約60種類750本の桜が「さくら園」を中心に園内各所で開花する。園の名を冠した神代曙(ジンダイアケボノ)は「はぎ園」西側に原木があり、ソメイヨシノに似た淡紅色で一重の花が咲く。
桜や見頃の植物をガイドボランティアが案内する「さくら園ガイドツアー」を3月22 日・23日、29日、4月5日・6日に行う(荒天中止)。4月2日は和田博幸さん(日本花の会 特任研究員)を講師に迎え、「さくらの楽しみ方」講演会とガイドツアーを行う。参加希望者は専用サイトから3月15日までに申し込む(抽選で25人)。
芝生広場で桜を背景に音楽を奏でる「さくらコンサート」も開く(雨天時は植物会館集会室)。3月30 日は渡邉和武さん(トランペット)と小杉泰斗さん(ピアノ)によるジャズ、4月6日は佐藤百花さん(バイオリン)と阿部奏美さん(バイオリン)によるクラシックを演奏。コンサートの両日、キッチンカー「桜茶屋」が芝生広場で営業する(10時~16時、雨天中止)。
園内レストランの「神代グリーンサロン」では3月7日、「スプリングフェアメニュー」の提供が始まった。春限定の「桜のモンブラン」(550円)、「桜のアイス」(550円)、神代蜂蜜を添えた桜アイスと焼き菓子の「アフタヌーンティーセット」(ドリンク付き1,600円)などを販売する。
広報の土方千鶴さんは「桜の開花を楽しめるよう、通常は休園日の月曜である24日も臨時開園する。春の花をゆっくりご覧いただければ」と話す。
開園時間は9時30分~17時(最終入園は16時)。月曜休園(3月24日は臨時開園)。入園料は、一般=500円、65歳以上=250円、中学生=200円(都内在住・在学の場合は無料)、小学生以下無料。催し物の参加は無料。4月6日まで。