
調布市とパートナーシップを結ぶFC東京が、4月に同市立小学校入学予定の新1年生約2300人全員に配布されるランドセルカバーをリニューアルし、寄贈することが決まり、3月24日、同市役所で贈呈式が行われた。
FC東京が、調布市立小学校の新1年生にランドセルカバーを寄贈。FC東京・川岸滋也社長(左)と長友貴樹調布市長(右)、東京ドロンパ(中央)
同ランドセルカバーは、蛍光黄色の反射素材生地を採用し、FC東京のマスコットキャラクター・東京ドロンパが青信号に手を上げて横断歩道を渡るカラーイラストが中央に描き、クラブエンブレムや「こうつうあんぜん」「ちょうふし」などの文字を配置するなど、新入生の交通安全に配慮した同市オリジナルのデザイン。
贈呈式には東京ドロンパも同席。FC東京の川岸滋也社長から長友貴樹調布市長へランドセルカバーが手渡された後、入学予定の新1年生2人が、同カバーを着用したランドセル姿で登場し、東京ドロンパと記念撮影などを行った。
長友市長は「年間を通じて、FC東京には、さまざまな支援を頂き、今回の企画にも感謝している。反射素材や東京ドロンパをあしらったデザインは、ランドセルを目立たせ、子どもたちの交通安全に寄与することになると思う。間違いなく子どもたちのFC東京応援団が新たに結成されると確信している」と感謝した。
川岸社長は「さまざまな分野で相互に協力することを調布市の基本計画でも取り上げていただいている中、青少年の健全育成の分野では、市内小学校への青赤ドリルの配布やスマイルキャラバンを実施してきた。今回は、その取り組みの一つとして、市政施行70周年記念と交通安全への意識啓発のため、ランドセルカバーを贈ることになった。新小学1年生に背中から新生活の一歩を後押しし、子どもたちのお守りになれば」と話した。
参加した小学生は「FC東京のランドセルカバーはかっこよくてうれしい。学校に通うのが楽しみ」とはにかんだ。