
多様な働き方を提案している非営利型株式会社「Polaris(ポラリス)」(調布市小島町2、TEL 042-444-7877)が4月25日、フリーペーパー「くらすとはたらく」を創刊する。同日、記念イベント「自分らしい暮らし方、働き方を見つけよう~『くらすとはたらく』創刊記念・スペシャルランタンナイト~」を「co-ba CHOFU(コーバちょうふ)」(同)で開催する。
Polaris共同代表の山本弥和さん(中央)とフリーペーパー「くらすとはたらく」の制作に携わったスタッフの皆さん
「未来における当たり前の働き方をつくる」ことをミッションに掲げ、2012(平成24)年に創業した同社。同市内外の企業・団体のコミュニティー運営や、コワーキングスペース「co-ba CHOFU」の運営などを手がける。多様で柔軟な働き方の仕組みを作り、個々が望む形の「働く機会」を地域に創出して、誰もが「心地よく暮らし、心地よくはたらく」ことができる社会を目指しているという。
2024年に大幅な組織改編を行い、その際、改めてミッションやビジョンを見つめ直し、同社が目指す思いをさまざまな切り口で可視化しようとフリーペーパーの発刊を企画。「地域で心地よく暮らし働く」とはどういうことなのか、さまざまな価値観に触れてもらう機会として、「地域と暮らすこと」をテーマとした。「デジタルではなく冊子にして手渡すことで、新たなつながりを生み出すきっかけにしたい」との思いで、紙のフリーペーパーを選んだ。
創刊号は調布地域を対象に、住んでいる街でリモートワークしている人、住んでいる街に根ざしてサービスを提供している人、地域で暮らすことが仕事になっている地域情報サービス、地域に暮らす魅力を伝える人などを取り上げた。制作に当たっては、同社の事業内容の一つであるメディア制作のスタッフが担当し、同社の事業内容や提案する働き方の広報誌としても位置付ける。フリーペーパーは、同社のイベント・セミナー、co-ba CHOFUなどで配布する。
同社では2023年から、「『働く』ということについて語る場」として、地域の人々を招いたトークイベント「ランタンナイト」を開催。フリーペーパー創刊に当たり、調布にゆかりがあり、街と働く人たちを登壇者に招く記念イベントを今回、企画した。
同社共同代表の山本弥和さんは「冊子やイベントを通して、地域で心地よく暮らし働くことはどんなことなのかを考え、暮らし方や働き方を見つめ直すきっかっけになれば」と話す。
開催時間は19時30分~21時30分。参加費は2,000円。要予約。