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調布・仙川に焼き鳥店「焼鳥嘉楽」 甲斐信玄鶏使用、利き酒師選ぶ日本酒も

「焼鳥嘉楽」の甲斐信玄鶏を使った焼き鳥「くるみねぎま」

「焼鳥嘉楽」の甲斐信玄鶏を使った焼き鳥「くるみねぎま」

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 山梨の銘柄鶏「甲斐信玄鶏」を使った焼き鳥店「焼鳥嘉楽(からく)」(調布市仙川町1、TEL 090-7950-1360)が5月27日、調布市仙川駅近くの仙川商店街にオープンした。

「焼鳥嘉楽」店主の渡邊浩司さん

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 飲食業に10年以上携わってきた渡邊浩司さんが独立して開いた同店。これまでビストロや居酒屋などで調理や店舗運営の経験を積み、客と直接交流できる業態に魅力を感じていたという。ある時訪れた高級焼き鳥店のおいしさに衝撃を受け、「焼き鳥の奥深さに引かれた」と言い、焼き鳥業態での独立を決めた。調布には縁はなかったが、希望していた住宅街に近い立地を見つけ、自身初の店として開業した。

 使う鶏肉は、山梨県の清流に恵まれた環境で育てられた銘柄鶏「甲斐信玄鶏」。「くせが少なく淡泊な味わいで、調味料との相性も良い」と感じ、仕入れを決めたという。焼き上げに使うのは土佐の備長炭。「強い火力で一気に焼き上げることで、鶏のうまみを閉じ込める」という。

 渡邊さんは利き酒師の資格も持ち、日本酒は料理との相性を考え、日替わりを含め常時7種類程度を取りそろえる。ワイングラスで提供することで、日常とは異なる外食体験も演出。店舗面積約14坪。白木を多用し「落ち着いた雰囲気」に仕上げた店内は、カウンター8席とテーブル10席を用意する。

 メニューは「おすすめ5本」(1,480円)、定番から希少部位まで取りそろえる単品串(300円)、レバーペースト(620円)などの一品料理、焼き鳥と一品料理を組み合わせたコース(3,500円)などを用意。鶏ガラと煮干しのスープと手作りのかえしで試作を重ね完成させたというラーメン「稲庭中華そば」(980円)も提供する。ドリンクは日本酒のほか、ビール、焼酎、ウイスキー、国産ワインなども取りそろえ、さんしょうを使ったクラフトスピリッツなども用意する。

 渡邊さんは「仙川の街の方々に日常的に利用していただき、長く愛される店にしていきたい」と話す。

 営業時間は17時~23時。月曜定休。

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