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調布・深大寺のおむすびカフェがテイクアウト専門店 モーニングメニューも

「米玄DELI&SHOP meedo店」のおにぎり弁当 おにぎり=もずくツナマヨ・野沢菜昆布、メイン=鮭の焼漬け

「米玄DELI&SHOP meedo店」のおにぎり弁当 おにぎり=もずくツナマヨ・野沢菜昆布、メイン=鮭の焼漬け

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 新潟県産の食材を使ったおむすび、弁当、スイーツなどを販売する「米玄DELI&SHOP(マイクロデリ・アンド・ショップ)」(TEL 070-1495-1469)が6月21日、小田急バス「晃華学園東」バス停折返場に新設された複合施設「meedo(みいど)」(調布市深大寺東町2)内にオープンした。

「米玄DELI&SHOP meedo店」店主の古川優孝さん(右)と店長の野崎真美さん(左)

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 同店は、新潟県出身の古川優孝さんが同町で営業しているおむすびカフェ&ダイニング「micro-cafe(マイクロカフェ)」の姉妹店。古川さんは、地元・新潟の食材のおいしさを広めたいと、実家近くの契約農家から取り寄せる新潟県産コシヒカリを使ったおむすびの移動販売で事業を始め、2011(平成23)年にマイクロカフェを開いた。新潟の食材を使った料理やスイーツを提供し、特産品販売コーナーも設け、「新潟の食や情報の発信基地」として営業を続けている。

 昨年、法人化したのを機に事業構成を見直し、テイクアウトに特化した新業態での出店を検討。当初は駅前での出店を考えていたが、近隣で建設が進められていた複合施設「meedo(みいど)」を知り、新しいコンセプトの施設で挑戦しようと出店を決めた。店舗は移設された小田急バス「晃華学園東」バス停の目の前。バス利用客や近隣住民のモーニング需要を考え、朝7時から営業する。

 提供するのはカフェ同様、新潟産の食材を使った料理で、自家製調味料「ハーブ玄米塩麹(こうじ)」を使った限定商品も用意する。モーニングには、おむすび・総菜・ドリンクのセット(880円)、ランチタイムには「おむすび弁当」や「丼物」(以上1,100円~)などを提供。おむすびは、本店で人気の「ツナマヨもずく」(340円)や、ハーブ玄米塩こうじを使った「ガパオそぼろ」(370円)など10種類程度を終日販売。

 スイーツは、新潟県産米粉や米ぬかを使ったスコーン、カヌレ、プリンなど、姉妹店のスイーツ専門店「米玄工房」で製造したものを用意。限定商品として新たに開発した「お米ロールケーキ」(660円)や、グルテンフリーのバースデーケーキなども販売する。特産品コーナーも設け、本店の人気商品や新商品を取りそろえ、秋ごろには日本酒やクラフトビールの取り扱いも予定している。

 古川さんは「この近辺には朝食を提供する店がないので、通勤や通学の途中に立ち寄れる店、朝の憩いの場として利用してもらえれば。今後、このスタイルでの店舗拡大を目指したい」と意欲を見せる。

 営業時間は7時~17時50分。

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