
7月19日に行われるJ1リーグ第24節、FC東京は、ホーム・味の素スタジアム(調布市西町)で浦和レッズと対戦する。
新戦力との融合で後半巻き返しに期待。写真はアレクサンダー・ショルツ選手 © FC TOKYO
7月5日にアウェーで行われた第23節では、現在首位の柏レイソルと対戦。前節、味スタで勝利し、2連勝中の東京は、ゴールキーパーに、移籍後初出場となるキム・スンギュ選手を先発で起用。同じく新加入のセンターバック、アレクサンダー・ショルツ選手が、勝利した前節に続き2回目の先発出場を果たし、リーグ巻き返しを占う最後尾の初タッグに注目が集まった。キム・スンギュ選手にとっては古巣対決。
試合は開始早々の柏に押し込まれる展開をコントロールし、キム・スンギュ選手のロングフィードから、長倉幹樹選手が展開し、野澤零温選手がシュートを放つなど、東京の攻撃が連動し主導権を握った。しかし互いにゴールを許さず、前半は無得点で終了。後半も両者譲らずの展開の中、71分、日本代表に選出された俵積田晃太選手を投入し、さらに攻撃を強めようとした流れの73分、ロストボールから失点。その後もゴールを狙い続けた東京だったが、決定的な場面を決めきれず3試合ぶりの黒星となった。
敗戦はしたものの、首位争いをする柏と1点差の攻防を繰り広げた東京。次節・ホーム浦和戦での新旧戦力のさらなる融合と躍動に期待が高まる。19時キックオフ。
東京は下部組織に所属し、2種登録の選手としてトップでも活躍している北原槙選手と16歳の誕生日の7月7日、正式にプロ契約を結んだことを発表。16歳4カ月で東京とプロ契約した日本代表の久保建英選手よりも早い、クラブ史上最年少での契約にも注目が集まっている。
7月16日には天皇杯3回戦が行われ、東京はアウェーで大分トリニータと対戦。2011年以来の優勝を目指す。