
調布市が現在、調布市内で撮影した「生き物」をテーマに「調布市いきものフォトコンテスト2025~感じよう!生物多様性~」を行っている。
いきものフォトコンテスト2024情報館賞「ほのぼの」(撮影者:石原耕彦さん)
同コンテストは、生き物の豊かさや自然とのつながりを見つめ直し、調布の街に息づく多様な命に目を向けてもらうきっかけとして、2010(平成22)年から開催。哺乳類両生類爬虫(はちゅう)類部門、鳥類部門、昆虫類部門、水辺の生き物部門、植物部門 、自然景観部門を用意し、特設サイトでの投票と、多摩川自然情報館での一般投票や専門家の評価により入賞作品を決定する。「多摩川自然情報館大賞」1人、「入賞」各部門2人で、受賞者には図書カードNEXTや賞状を贈る。
現在、応募を受け付けている。1人各部門につき1点まで。調布市内で撮影された写真で、未発表のものであれば撮影時期は問わない。自然景観以外の風景写真、人物が主体の写真、明らかに人の手が加わった釣った魚や公園で管理されている植物などの写真、著しく生物の生息環境を侵している(餌付け行為、営巣地への立ち入りなど)写真、ペットの写真、著しく加工された写真は対象外。
応募作品は12月15日から来年2月23日まで、調布市いきものフォトコンテスト2025特設サイトに掲載し、同期間に投票を受け付ける。投票数により入賞作品を決定する。2月以降は調布市多摩川自然情報館でも投票可能。
調布市多摩川自然情報館解説員の竹内江利子さんは「調布市は崖線樹林や湧水、多摩川や野川などの河川敷など,豊かな自然環境が残されているのが大きな魅力の一つ。当コンテストでは全6部門を用意し、1部門につき1点応募ができるので,それぞれの部門に沿った生き物や自然景観を探しに出かけてみてほしい。このフォトコンテストが,皆さんに調布市内の多様な自然環境を知ってもらえるきっかけになればうれしい」と話す。
多摩川自然情報館は2010(平成22)年に開設された環境学習施設。館内には、多摩川の魚や植物、昆虫などの実物が見られる展示室や、自然環境に関する本をそろえた学習室を備える。多摩川や調布の環境について学べるイベントや月替わりプログラムなども行い、土曜・日曜・祝日と夏休み期間は解説員が常駐する(10月1日~来年1月31日は、空調と照明設備改修工事のため臨時休館を予定)
応募締め切りは11月30日。ファイル容量は10MBまで(JPGまたはPNG形式)で、調布市いきものフォトコンテスト2025特設サイトで受け付ける。