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調布・せんがわ劇場でクリスマスシアター 稽古場見学など多彩な企画も

昨年の公演の様子、「動物の謝肉祭」フィナーレ

昨年の公演の様子、「動物の謝肉祭」フィナーレ

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 「親と子のクリスマスシアター『木島平のカロ』」が12月13日~21日の9日間、調布市せんがわ劇場(調布市仙川町1)で上演される。

昨年の公演の様子、手拍子で盛り上がるカーテンコール

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 同劇場が2008(平成20)年に開館して以来、「大人と子どもが一緒に楽しめる」をコンセプトに毎年開催する「親と子のクリスマス」公演。今回は、演劇団体「さんらん」主宰の尾崎太郎さんによるオリジナル脚本で上演する。

 内容は、調布市の姉妹都市でもある長野県木島平村を舞台に仙川から転校してきた少年と、村の同級生や想像上の生き物「カロ」が織りなす物語。同劇場の芸術監督を務める小笠原響さんが演出を担当し、俳優の小飯塚貴世江さんや上田実祐那さんなどが出演する。

 公演期間に先立つ11月29日には稽古場見学ツアー(事前予約・無料)、公演期間中の12月16日・18日は終演後に脚本家・演出家・出演者によるアフタートークを、それぞれ企画するほか、17日には芸術監督の小笠原さんと劇場ロビーで交流できる「響さん、教えて!」を予定する。

 劇場では、子どもから大人まで幅広く観劇できるように、3歳未満の子どもも入場可能な「赤ちゃんOKデー」を設けるほか、保育サービスや各種鑑賞サポート(音声ガイド・字幕タブレット)も提供する。

 劇場制作係の小川葉月さんは「今年のクリスマスシアターはオリジナル脚本によるもので、せんがわ劇場の芸術監督が自ら演出を手がける親子で楽しめる作品。公演以外にも稽古場見学ツアーなど演劇を幅広く楽しめるプログラムを用意した。さまざまな観劇サポートサービスも提供している。ぜひファミリーでクリスマスシアターを楽しんでほしい」と話す。

 公演期間中の14日・20日・21日(12時~13時)には劇場正面入り口で木島平村特産品のアンテナショップが出店する。

 公演は13日=15時~、14日・20日・21日=11時~・15時~、16日・17日・18日=18時30分~。料金は、一般=4,000円、ちょうふアートプラス会員=3,600円、U29(観劇当日29歳以下)=2,500円、小学生以下=1,000円、親子ペア(一般1人+子ども1人)=4,600円、会員親子ペア(会員1人+子ども1人)=4,200円、クッション席(親子ペア)=4,000円

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