府中の森芸術劇場(府中市浅間町1、TEL 042-335-6211)で12月13日、「プロムナードコンサートVol.251~パイプオルガンとトランペット&トロンボーンのハーモニー~」が開催される。
気軽に音楽を楽しんでもらいたいとプロムナードコンサートを定期的に開いている同館。今回は永見亜矢子さんがパイプオルガン、小林好夫さんがトランペット、今込治さんがトロンボーンを、それぞれ演奏する。
会場の「ウィーンホール」には、高さ10メートル、幅5.7メートルのヒンリッヒ・オットー・パーシェン社(ドイツ)製のパイプオルガンがある。華麗な姿と荘厳な響きは、同館の象徴的存在となっている。
「親子向け」の回(10時30分~11時)では、0歳児から無料で入場できる(先着500人)。演奏予定は「そりすべり(アンダーソン)」「きよしこの夜(リッター)」など。公演担当の吉井航平さんは「演奏会のマナーを学びながら、家族で楽しく生の音楽に親しむ機会になれば」と話す。
小学生以上を対象にした「一般向け」の回(14時~15時)の入場料は500円。チケットは同劇場と分館(宮町1)の窓口で販売。残席があれば当日、ホール入り口でも販売する。演奏予定は「カヴァティーヌ(サン・サーンス)」「『天使たち』~主の御降誕より(メシアン)」ほか。吉井さんは「ワンコインで本格的なクラシックが気軽に楽しめるので、散歩のついでにフラリと立ち寄ってはいかが」とも。