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調布で「マンガ家・つげ義春のいるところ展」 複製原画公開やイベントも

つげ義春「海辺の叙景」(1967年)

つげ義春「海辺の叙景」(1967年)

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 50年以上にわたり調布市に居を構える漫画家・つげ義春さんの作品展「マンガ家・つげ義春のいるところ展」が現在、調布市文化会館たづくり(調布市小島町2)1階展示室で開催されている。

つげ義春「石を売る」(1985年)

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 つげさんは貸本漫画家時代を経て、1965(昭和40)年から「月刊漫画ガロ」などで広く活躍し、1966(昭和41)年に水木しげるさんの仕事を手伝うために調布市に転居。代表作「ねじ式」や「紅い花」「無能の人」のほか、エッセー「つげ義春日記」「貧困旅行記」などで、独特の作品世界とリアリズムを追求した作風が幅広い分野で高く評価され、2017(平成29)年に「第46回日本漫画家協会賞大賞」、2020年にはフランスの「第47回アングレーム国際漫画祭」で特別栄誉賞を受賞している。

 同展では、「海辺の叙景」全ページの複製原画を公開。美術史家・山下裕二さん監修の下、当時の漫画界の状況と当時から奇才として突出していたつげ義春さんの魅力を解説する。併せて、表現者たちの言葉から見えてくる、現在に至るまでのつげさんの影響力を、漫画家、俳優、学芸員、小説家など、さまざまな分野で活躍する14人の表現者らが、それぞれの視点から寄稿し、つげ義春作品の魅力を多角的に解き明かしていく。さらに、同市立図書館が2023年に開催した「マンガ 家・つげ義春と調布」展から、展示内容の一部を再構成して展示する。

 関連イベントとして、2月11日には映画「無能の人」を上映し、トークイベントでは俳優の竹中直人さんが登壇を予定。今月23日には、生涯学習講座「人気雑誌からみる日本のマンガ史」、3月7日にはトークイベント「つげ義春への偏愛を語る」、3月20日には「『古本と少女』を読むワークショップ」を、それぞれ予定する。

 開催時間は10時~18時。2月14日~17日は休館。入場無料。3月22日まで。

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