調布・西光寺の「古代ハス」が開花-早朝が見ごろ

見ごろを迎えた天台宗長谷山西光寺の古代ハス

見ごろを迎えた天台宗長谷山西光寺の古代ハス

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 天台宗長谷山西光寺(調布市上石原1、TEL 042-482-3320)の古代ハスがで現在、開花して見ごろを迎えている。

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 同寺は甲州街道(現在の旧甲州街道)に面して位置し、かつて同地区出身の近藤勇が甲陽鎮撫隊として甲府に向かう途中に立ち寄ったことから近藤勇座像が置かれている。

 古代ハスは植物学者でハスの権威者であった故大賀一郎博士が1951(昭和26)年、千葉県検見川の落合遺跡で発見した2000年以上前の実から発芽させたハスだという。大賀ハスともいい、その種や株分けされたものが各地に広まっている。その一つが約30年前、檀家(だんか)から同寺に分けられ庭の池で栽培されてきた。1995年に境内の工事が行われた時、ハスは山門前の小さな池に移されたが、その後も順調に花を咲かせている。

 同寺関係者は「ハスの花は早朝に開き午後になると閉じ2~3日咲く。きれいな花を見たいと思ったら、午前中に来るといいのでは」と話す。

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