京王線国領駅近くの「イタリアンダイニング バニアンツリー」が2月22日、弁当と総菜の店「くすのきキッチン」(調布市国領町3、TEL 042-426-4019)としてリニューアルオープンした。
バニアンツリーは、30年以上の料理経験を持つ伊藤延吉さんが「ちょっとすてきな日常を届ける店」をコンセプトに、2022年にオープンしたイタリア料理店。ランチとディナーの店内飲食に加え、店頭にショーケースを設置し、総菜や弁当などのテイクアウトにも力を入れてきた。開業当初、来店客数の目標を立て、開業から4年を迎える前に達成。客席が埋まる日も多く、常連客も増えたという。
ランチ、ディナー、テイクアウトの3本柱で営業を続ける中、調理を一人で担っていたことから体力的な負担が大きく、将来を見据えて長く続けられる業態を考えるようになったという。来店客数では店内飲食よりもテイクアウトの方が多かったこともあり、「弁当に夢があると感じた」と伊藤さん。「地域の日常に溶け込む店」へとコンセプトを改め、弁当販売を中心とする業態へとかじを切った。店名は地域の象徴的な団地「くすのき団地」の名前にちなみ、「地域の台所のような存在」を目指すという。
弁当作りで大切にするのは、「ボリューム、コストパフォーマンス、栄養バランス、おいしさ」と伊藤さん。隣の「小泉米店」の米を使い、鶏だしで炊き上げるご飯や、団地内の精肉店「ミートタナベ」の肉を使って低温調理した肉料理など、地域の食材をできるだけ使い、レストランと同様の調理法を取り入れる。野菜を多用し、彩り豊かな、同店ならではのオリジナル弁当を販売する。
弁当は日替わりを含め、毎日10種類程度を用意。以前から人気だという黒毛和牛ハンバーグを使った弁当は、「ハワイアンロコモコ丼」「大人のお子様ランチ」「ガーリックしょうゆと腸活サラダ付き弁当」(以上1,150円)の3種類を取りそろえる。そのほか、「ローストポークの弁当」「本日のお魚と7種類の腸活サラダ付き弁当」(以上980円)や、「スパイスカレー」(880円)なども用意。15種類程度の総菜や手作りスイーツなども取りそろえる。
伊藤さんは「弁当店にしたことで、お客さまとコミュニケーションが取れてうれしい。まだまだ作りたい料理がたくさんあるので、弁当の種類をさらに増やしていきたい。イベント出店や多店舗展開なども視野に入れ、少しずつ成長させていければ」と話す。
営業時間は、11時~15時、17時~19時。月曜定休。