調布市商工会（調布市小島町2、TEL042-485-2214）は現在、「ものづくりアイデアコンテスト」のアイデアを募集している。

　今年で6回目となる同コンテストは、調布市内の工業振興を目的に一般市民から広く「日常生活に役立つものづくりのアイデア」を募集し、試作、製品化を目指すもの。今年は「エコ」をテーマに、エコに関するアイデアを重視し審査する。賞金総額は50万円で、エコ賞も新設する。

　昨年の最優秀賞は、津久井隆夫さんの「タイムチェッカー」。日常的に投薬をしている高齢者などに役立つ製品。薬瓶のふたに色付き液体が入っていて、投薬の時間がくると液体が透明になる仕組みだった。

　同商工会担当者は「どしどし応募してほしい。まだ製品化されたものがないので、いつかは調布から生まれた新商品として製品化できれば」と期待を寄せる。アイデアの試作・製品化や特許出願などについては、調布市内の異業種交流会や同商工会が相談に応じるという。

　応募方法は、アイデアの説明と補足するイラストまたは図面を規定の応募用紙に記入し、郵便・ファクス・電子メールで同商工会へ送付する。アイデアが特許・実用新案になると思う場合は応募前に出願する必要がある。応募締切は10月31日。

　審査発表は、2009年3月発行の市報ちょうふと同商工会ホームページで行う予定。