調布市文化会館たづくり(調布市小島町2)1階エントランスホールで12月16日、FC東京の権田修一選手と米本拓司選手が市民の応援に対するお礼と決意表明を行った。
調布市では「FC東京青赤鶴プロジェクト」として市内各所の募集箱で約7,891羽の青赤折り鶴を集め、同クラブの練習場へ届けるなど市を挙げた応援を行ってきたが、FC東京は初J2降格となった。両選手らは応援をしてくれた市民へ感謝の気持ちを伝えるとともに今後の戦いに向けて決意表明を行った。
権田選手は「調布の皆さんには青赤の折り鶴を数多くもらったのに降格してしまって申し訳ない。1年でJ1に昇格したいので、応援をお願いします」と感謝と決意を話した。また、市民から「テレビで謝っている場面を多く見るが、権田選手のせいだけではない」という応援に対しては、「ゴールキーパーの自分が点を取られなければ負けないのというのが持論なので責任を感じる」と熱く語った。
米本選手は「怪我をして戦列を離れたので悔しかったが、思ったよりも早く復帰できたのは良かった。チーム全員が1年でJ1復帰する気持ちなので期待してほしい」と話した。また、子どもから「ほかのポジションもやってみたいか」という質問に対して、「点を取る人はかっこいいので、フォワードもやってみたい」と話し場を和ませた。
年末には天皇杯の準々決勝以降の試合があり、両選手はアジア大会の日本代表の予備登録メンバーにも選ばれており、今後の活躍が期待されている。