3月末までの開設を予定していた調布市観光案内所「ぬくもりステーション」(調布市布田1)が、開設期間の延長を決定した。
同観光案内所は昨年5月23日に開設。同市の観光スポットの情報提供や名誉市民である水木しげるさんの写真パネル、昨年放送されたNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の出演者のサイン、FC東京のサイン入りグッズなどを展示するほか、鬼太郎グッズをはじめとしたお土産の販売も行い、3月には8万3,016人の来場客を記録した。
同案内所の業務は市内の青少年の健全育成を目的とするNPO法人が受託し、市内在住や在学の学生が中心となって観光客への接客などを行っている。昨年はハロウィーンやクリスマス、節分やバレンタインなど季節に合わせたイベントを実施したほか、大雪被害に見舞われた鳥取県境港市などへの寄付金を価格の中に含めた「募金つき文具セット」なども販売した。
同観光案内所を運営している調布市観光協会の事務局である同市産業振興課の鈴木さんは「昨年5月のオープン以来、多くのお客さまと地元の方に愛され、おかげさまでこの4月からも継続して皆さまをお迎えできることになった。これからも『ゲゲゲといえば調布』、この言葉を合言葉に『調布っていい街だね』『調布に住んでよかった』と思えるような魅力あふれる観光案内所を目指して頑張りたい」と意気込みをみせる。
営業時間は10時~19時。第4月曜定休(年末年始は休業)。