調布市内で来年1月4日、「調布七福神めぐり」が行われる。主催は調布市観光協会、協力は調布七福神会。
同イベントは市内にある七福神を祀る寺院を巡り、約12キロメートルの道のりを約2時間30分かけて歩くもの。今年1月に開催された同イベントには150人以上が参加した。コースは浮岳山昌楽院深大寺(深大寺元町5)を中心とした天台宗の寺院6社と調布の不動尊として知られる医王院常性寺を含む7寺院を、西光寺(大黒天)→大正寺(恵比寿神)→常性寺(布袋尊)→祇園寺(福禄寿)→深大寺(毘沙門天)→明照院(弁財天)→昌翁寺(寿老人)の順に巡る。
毎年コースのスタートになっている長谷山西光寺には正月7日間だけ公開される大黒天のほか、調布で生まれた新選組局長近藤勇の座像も安置されている。
コースの中で毘沙門天を祀る深大寺は縁結びの神様として拝まれている。親の反対で離ればなれになった若者と娘が水神深沙大王により結ばれたことから、後に若者は毘沙門天、娘は吉祥天女としてあがめられるようになった。また、福禄寿を祀る祇園寺には自由民権運動の板垣退助が自ら植えたと伝えられる「自由の松」がある。
参加受け付けは12月5日から開始。参加費は500円(保険、資料代)で当日支払う。