JAXA調布で「科学キャンプ」-夏休み2泊3日で飛行機の原理学ぶ

昨年開催のサイエンスキャンプ2010の様子

昨年開催のサイエンスキャンプ2010の様子

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 JAXA調布航空宇宙センター(調布市深大寺東町7)で8月2日~4日、「サマー・サイエンスキャンプ2011」を開催する。

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 同キャンプは、先進的なテーマに取り組んでいる全国の研究機関や民間企業研究所が夏休みに高校生を受け入れて本格的な実験や実習をする合宿プログラム。環境・エネルギー・宇宙海洋フロンティア・農学・水産学など、科学技術分野の第一線で活躍する研究者や技術者が直接指導する。参加者は本格的な科学技術体験ができ、同じジャンルに興味を持つ仲間と知り合う機会にもなると毎年好評だ。

 全部で54の会場とテーマがある中、同センターのプログラムは「航空宇宙技術の最先端研究を身近に体験してみよう」。飛行機の飛ぶ原理や空気力学、機体の材料や構造に関する技術研究、航空機エンジンの技術研究などがテーマ。日本最大級の風洞設備の体験や高性能スーパーコンピューターを用いた計算流体力学にも挑戦する。最終日は、研究開発の目的や進め方について学ぶプロジェクトセミナーを受ける。参加者は3日間、共に生活し、夜は交流会やミーティングも予定している。

 主催の「科学技術振興機構」では現在、参加者を募集している。「このキャンプで航空宇宙技術研究の魅力を身近に体験してほしい」と担当者。定員は20人。参加無料(期間中の食事や宿舎は主催者が用意)。募集締め切りは6月14日(必着)。応募先・問い合わせ先はサイエンスキャンプホームページで確認できる。

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