調布経済新聞2011年上半期PV(ページビュー)ランキング1位は、「京王線調布駅が入場規制で3時間待ち-数百人の長蛇の列に」となった。
ランキングは、今年の1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPV数を集計したもので、2位には「調布市花火大会、中止へ-震災の影響で」、3位には「調布の市街地で初の計画停電実施」がランクインした。
1. 京王線調布駅が入場規制で3時間待ち-数百人の長蛇の列に(3/14)
2. 調布市花火大会、中止へ-震災の影響で(4/20)
3. 調布の市街地で初の計画停電実施(3/16)
4. 調布市内で「輪番停電」実施へ-京王線運転本数調整や運休も(3/14)
5. 調布・深大寺におむすびカフェ-実家・新潟から届く米・季節の山菜使う(5/19)
6. 調布・住宅街の居酒屋がリニューアル-魚と日本酒をメーンに(4/6)
7. 調布の天神通りに「伝説のすた丼屋」-初日は300人の行列(1/20)
8. 調布百店街に自家農園のカフェ-有機野菜をメーンに(4/7)
9. 調布市の「安心安全メール」、登録急増-計画停電の確認で(3/17)
10. 調布・味スタで調布青年会議所が炊き出し-原発避難者へ(3/24)
2009年の「調布経済新聞」開設以来、過去のランキング1位は調布最大のイベントである「調布市花火大会」だったが、今回は震災の影響が色濃く出た結果となった。
1位の「京王線調布駅が入場規制で3時間待ち」は、震災後初の出勤日となる人が多数いた月曜日の記事。計画停電が予定されており、通常の5割程度の運転本数となった京王線に通勤客が列をなした。震災による首都圏の混乱の様子を表している。
10位中6本が震災関連記事。そのうち5本は震災から2週間以内に配信された記事で、この時期に震災に関する地域ニュースがいかに注目されていたかがわかる。中でも、震災後の市民の日々の生活に関わる記事が5本中4本を占める一方で、10位にランクインした「調布・味スタで調布青年会議所が炊き出し」は被災者や避難者のために何かしたいという人が多数おり、アクセス数を伸ばしたともみてとれる。
残り4本の記事はいずれも、飲食店の新規開店に関するもので、5位の「調布・深大寺におむすびカフェ」、8位の「調布百店街に自家農園のカフェ」は食材のおいしさや安心を売りにした店。7位の「調布の天神通りに『伝説のすた丼屋』」は徒歩1分の場所にある「電気通信大学」の学生から注目を集めた。
調布経済新聞では、下半期も「震災復興」に関する取り組みや京王線連続交差事業に伴う駅周辺の再開発の動向に注目しながら、旬の街ネタを届けていきたい。