京王多摩川駅近くの多摩川河川敷で10月15日・16日、さまざまな「ものづくりびと」が集うイベント「もみじ市2011」が開催される。
主催は、雑誌や書籍の編集・ウェブ制作・イベントや店舗経営を行う「手紙社」(調布市西つつじヶ丘4)のメンバーを中心に有志が結成した実行委員会。2006年に開催した第1回は、調布市仙川の貸しスペース「森のテラス」(調布市若葉町1)を会場にしていた。年々来場者が増えるとともに会場を移し、昨年からは多摩川河川敷で開催している。
同イベントは、陶芸家、布作家、料理家、音楽家、農家、写真家、イラストレーター、エッセイスト、カフェなど、多種多様な出店を多摩川沿いの自然と共に楽しめるのが特徴。
出店者数は全98組で、クラフト(30組)、写真・イラスト(10組)、ステーショナリー(2組)、アンティーク(3組)。飲食物の販売は、パン(8組)、焼き菓子などのおやつ類(10組)、野菜(2組)、その他フード&ドリンク(18組)。他にも15組がライブやパフォーマンスなどを繰り広げ、大小のワークショップも開く。
ヘブンズテーブル「自家製酵母を使ったパン作りのワークショップ」、ウクレレ部長「ウクレレ部長のウキウキ・ウクレレワークショップ」、シューズベーカリー「靴から生まれたブックカバー」、10年1着「もみじ1着」、Naoshi「のんびり砂絵」の5つのワークショップは各回定員制。ホームページからの予約が必要となる。
今年のテーマは「末広がり」。実行委員で手紙社のわたなべようこさんは「8回目にちなんで、そして数字の8は横にすると『∞(無限大)』。これからどんどんよくなっていくように、との思いを込めてこのテーマに決めた。当日は『末広がり神社』が会場に現れ、おみくじならぬ『もみくじ』が引けたり、作家さんが末広がりにちなんだ作品を作ったりと、この日だけのお楽しみがあるのも魅力」と話す。
開催時間は、15日=11時30分~16時、16日=11時~15時30分。雨天中止。中止の場合、当日7時までに同イベントのブログで告知する。