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調布・仙川のカフェ、ベトナム版あんみつ「チェー」提供開始

pan-no-me(パンノメ)で提供開始した温デザート「チェー」。緑豆の餡を包んだ白玉を、温かい自家製「しょうがシロップ」に浮かべて

pan-no-me(パンノメ)で提供開始した温デザート「チェー」。緑豆の餡を包んだ白玉を、温かい自家製「しょうがシロップ」に浮かべて

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 調布・仙川駅近くのベーカリーカフェ「スパイス&ベーグル カフェ pan no me(パンノメ)」(調布市仙川町1、TEL 03-6312-5169)が11月9日より、ベトナムのデザートをアレンジした「しょうがシロップのチェー」(500円)の提供を始めた。

pan no me(パンノメ)の店内(関連画像)

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 インド発祥の伝統医学「アーユルヴェーダ」を取り入れたボディーケア・サロン「小桃堂」(同)がプロデュースし、昨年11月にオープンした同店。同メニューは、「小桃堂」オーナーの生藤尚代(いくとうひさよ)さんが、ベトナムの国民食であるデザート「チェー」に着目し、卵・乳製品を使わない温かいデザートとして開発した。

 同店の「チェー」は、緑豆の餡(あん)を包んだ白玉を自家製の温かい「ショウガシロップ」に浮かべ、すりゴマと砕いたピーナツ、クコの実を添えたもの。高知県産の有機農法で育てたショウガを使い、白玉はやわらかい食感を出すために豆腐を加えて作る。冬季限定メニューで、春ごろまで提供の予定。

 冬季限定メニューには「アップル・シュトゥルーデル」(350円)もあり、ドイツの伝統的な焼き菓子で、薄い生地にリンゴとレーズン、シナモンなどを包んで焼いたもの。生地は手を使い大きく薄く伸ばして作り、焼き上がりをパイのような層に仕上げるのが特徴。

 生藤さんは「『チェー』はベトナムのバリエーション豊かなおやつで、日本でいうあんみつやぜんざいのようなもの。今回の『チェー』に使った緑豆は、アーユルヴェーダでも消化が良く体にいい豆としてよく食べられている。食物繊維やタンパク質が豊富で体も温まり、冬にぴったり」と話す。

 営業時間は9時~23時。日曜・祝日定休。

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