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調布の市民オーケストラ、30周年で記念演奏会-マーラーやエネスコを披露

15周年の時の記念演奏会の様子

15周年の時の記念演奏会の様子

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 調布フィルハーモニー管弦楽団が創立30周年を迎え、記念演奏会を調布市グリーンホール大ホール(調布市小島町2)で12月18日に開催する。尾崎晋也さんの指揮で、メンデルスゾーン作曲序曲「美しいメルジーネの物語」、エネスコ作曲「弦楽合奏のための2つの間奏曲」、マーラー作曲「交響曲第5番」を演奏する。

調布フィルハーモニー管弦楽団の練習風景(関連画像)

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 同楽団は調布市を活動拠点とした市民管弦楽団で、1981(昭和56)年1月に佐野義也さんが調布市報を通じ管弦楽団の設立を呼び掛け、これに応じた会社員3人、主婦3人、自営業2人、高校生1人の9人が集まり結成。翌1982(昭和57)年には第1回定期演奏会を開催し、べートーベン作曲「交響曲第5番運命」などを演奏。その後、徐々に団員を増やし、現在の団員数は70人を超え、活動は市内小学校での移動音楽教室や地域音楽会、姉妹都市木島平村での演奏会などにも広がった。

 公演は年2回のオーケストラ演奏会を中心に、室内楽にも積極的に取り組んでいる。代表の石亀さんは「今まで同楽団の演奏を多くの皆さまに聴いていただき、見守られながら30年間続けることができた。今回はマーラーや聴く機会の少ないエネスコなどの大曲に取り組んでいる。皆さまにこの成長ぶりを聴いてもらえれば」と話す。

 開場13時30分、開演14時。入場料は1,000円で全席自由席(中学生以下は無料)。詳しくはホームページで確認できる。

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