ガリレオ・ガリレイが初めて望遠鏡を夜空に向け宇宙への扉を開いた1609年から数えて400年目を迎えるのを記念した「世界天文年」の今年、国立天文台三鷹キャンパス(三鷹市大沢2、TEL 0422-34-3688)は毎月2回、多くの市民に星を見てもらおうと観望会を行っている。
「世界天文年2009」は世界中の人々が夜空を見上げ、宇宙の中の地球や人間の存在に思いをはせ、自分なりの発見をしてもらうことを目的に1月1日からスタートし、各地の天文台・プラネタリウムや個人による観望会が開かれている。
同キャンパスでの観望会は、毎月第2土曜の前日の夜と第4土曜夜に開催している。その日に見る天体の解説後に50センチ社会教育用公開望遠鏡で天体観望を行う。曇天や雨天の場合は望遠鏡による観望はできないが、天体の解説や展示などは行う。担当者によると、「冬の天体観望はとても寒いのでしっかり防寒をして、夏は虫が多いので虫除けなどの対策を」と十分な準備を呼び掛ける。
受付時間は、冬季(10月~3月)=18時30分~19時30分、夏季(4月~9月)=19時30分~20時30分。予約不要。参加無料。駐車場なし。次回開催は1月24日。