ライトアート作品で多摩川のわき水や流れを表現-仙川で個展

「仙川」(右)と「野川」(左)。ブルーのELライトとハーフミラーにより、幾重にもキラキラと光る。

「仙川」(右)と「野川」(左)。ブルーのELライトとハーフミラーにより、幾重にもキラキラと光る。

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 プラザギャラリー(調布市仙川町1、TEL 03-3300-1010)で現在、「渡邉孝行展(立体)」が開催されている。

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 渡邉さんは1969年群馬県に生まれ、筑波大学大学院芸術研究科を修了後、個展やグループ展などで作品を発表し活動している。

同展はライトアート作品「野川」「仙川」「伏流水」「堰」「湧水」の5点を展示。すべてELライト(ELファイバーという紐状の発光体)を使用し、それをハーフミラー(合わせ鏡)で反射させて見せる仕組みで制作されたもの。

 奥行き2センチの額の中に青色のELライトで描かれた曲線は、作品から離れた位置から見ると1本の線にしか見えないが、近くに寄って作品をのぞき込むと奥に何重にも見える。渡邉さんは「今回は2001年に仙川で屋外展示した作品と同シリーズ。仙川の地名の由来となった多摩川周辺の豊富なわき水と川の流れをイメージした」と話す。

 営業時間は10時~18時30分。水曜休館。入場無料。2月8日まで。

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