調布・國領神社で「千年乃藤まつり」-チャリティーイベントも

調布市の國領神社の神木・フジが咲く様子

調布市の國領神社の神木・フジが咲く様子

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 國領神社(調布市国領町1)で4月30日、恒例の「国領千年乃藤まつり」が開催される。

満開の千年乃藤(関連画像)

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 同神社では例年、神木である藤の開花に合わせ同まつりを開催。同社の藤棚は、高さ4メートル、面積約400平方メートルで、神木は樹齢400年~500年といわれる。藤の木は「幾歳月を経て今日もよく伸び茂る」ことから、延命・子孫繁栄・商売繁栄・万事繁栄に通じ、「藤(フジ)」の字は不二、無事に通じ、災厄から守る神木を畏敬の念を込め「千年乃藤」と呼び、「ちょうふ八景」にも選ばれている。

 当日は、コンサートやハワイアンフラダンスのほか、俳優・永島敏行さんが主宰する日本各地の生鮮品を販売する「青空市場」や飲食店、ネイルアートやキャンドル制作など7店が出店し、収益は日本赤十字社への義援金に充てる。

 同実行委員長の永川孝一さんは「調布は南に多摩川、北には深大寺と、古くから憩いの場として親しまれている。『千年乃藤』も観光名所としてぜひお越しいただき、咲き誇る藤の房、色、香りを楽しんでほしい。チャリティーイベントとして、調布の元気を被災地に届けたい」と話す。

 開催時間は10時~18時。小雨決行。

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