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福島米使った2000個「おむすび」アート-「アースデイ調布」で福島を応援

おむすび2000個で作ったアートとボランティアスタッフ

おむすび2000個で作ったアートとボランティアスタッフ

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 調布市役所前広場(調布市小島町2)などで5月12日、「2012 アースデイ in 調布」が開かれ、福島のお米で作った「おむすび」を並べ地球を描いた「世界最大のおむすびアート・プロジェクト」のプレイベントが行われた。

2000個のおむすびで制作された、地球の絵と「FUKUSHIMA」の文字

 今秋福島市で行われるギネス世界記録挑戦企画「おむすびアート」のPRイベントとして開催。福島大学の学生が「農家の皆さんの努力と厳しい測定によって、放射能に汚染されていない安全な福島県産農作物があることを多くの人に知ってほしい」と企画した。本番では、今年収穫される新米を使って2~3万個の「おむすび」を並べてアートを作る。

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 今回は、福島県喜多方市の米穀店が無償提供した、放射性物質検出限界未満の米を使い、「福島の安全でおいしいおコメでおむすびアート実行委員会」のメンバーのほか、福島の大学生や地元の電気通信大学のボランティアなど30人が約2000個のおむすびを作った。ターメリックやケチャップなどで6色に色付けし、縦2.7メートル、横3.6メートルの配置図に沿って並べると、地球を両手で支える絵が浮かび上がった。

 完成した「おむすびアート」は展示後に参加者や来場者に無料で配られた。おむすびを食べた親子は「おいしかった」と話し、「若い大学生たちが日本や福島の未来を作る発信源になっていることに希望がわく」と語った。

 「食の安全はとても大切なこと。福島の米で汚染されていないものは安心して食べてほしい。そのためには日ごろから放射能や農薬による食品への影響をあいまいにせず、危険なものと安全なものを正しく厳しく見極めることが大事」と、代表として調布で準備活動をした藤川泰志さん。福島大学の一條仁さんは「藤川さんの店に立ち寄って福島の活動を話してから、2カ月たらずで実現したことに驚き、感謝している。調布の大学生とも交流できてうれしいし、おむすびを並べるとき地域の人や子どもたちが手伝ってくれたことに感動した」と喜びを語った。

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