7月20日から開催される「JAZZ ART せんがわ」の前売り券販売が5月20日から始まり、20枚限定の3daysチケットが売り切れ間近となっている。

「JAZZ ART せんがわ」の総合プロデューサー巻上公一さん

　2008年より毎年行われ、今年で5回目となる同イベント。「調布市せんがわ劇場」（調布市仙川町1、TEL 03-3300-0611）と近隣店舗で開かれ、アーティスト約23組80人が、即興で演奏・舞踊・朗読などを披露する。プロデューサーは「HIKASHU」の巻上公一さんを中心に、ベース奏者の藤原清登さん、チェロ奏者の坂本弘道さん。

　毎年満席となる最終日のプログラム「John Zorn’s COBRA」には、元ジャズ・パンク・バンド「ミドリ」のボーカリスト、後藤まりこさんが初参加する。他のプログラムでは、音楽バンド「クラムボン」としても活動するミトさんや、タップ・ダンサーの熊谷和徳さんなどの参加も決定している。

　イベントでは「Haco（ハコ）の音虫眼鏡ワークショップ」の参加者も募集。サウンドアーティストHacoさんが行うもので、音楽未経験者や親子での参加も受け付ける。参加には同劇場へ事前の申し込みが必要。参加費は1日1,000円（連日参加は1,500円）。

　広報を務める同劇場スタッフの佐藤さんは、「今年も恒例の『アートパレード』を行う予定。仙川の街中を不思議な格好をした人々が歩く様子は個人的にも楽しみ」と話す。

　前売り券は、1dayチケット＝5,000円（20日＝3,000円）、3daysチケット＝1万2,000円。共に当日券は500円増し。劇場窓口とパソコン・携帯からアクセス可能な「せんがわ劇場チケットサービス」で販売している。1Liveチケット（2,500円）は当日のみの取り扱いで、10時より劇場窓口で販売する。共同開催の詳細は各店への問い合わせで確認できる。