調布・國領神社「千年乃藤」が開花間近-今月下旬見ごろに

昨年の「千年乃藤」の様子

昨年の「千年乃藤」の様子

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 國領神社(調布市国領町1)の神木のフジ「千年乃藤」のつぼみが大きくふくらみ、今月下旬にも見ごろを迎える。

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 同神社は、國領神社(第六天社)と神明社(八雲神明社・杉森神明社)の両社を合わせた神社で、同神木の樹齢は400年~500年といわれている。「幾歳月を経て今日もよく延び茂る」ということから、延命・子孫繁栄・商売繁盛・万物繁盛に通じ、また「フジ」の字は不二、無事に通じ、災厄から守る神木として「千年乃藤」と呼ばれている。

 同社のフジ棚は、高さ約4メートル、面積約400平方メートル。フジの花は桜が散ってから1週間ほどで咲き始め、房状にだんだんと咲きそろい、開花から1週間ほどで満開となる。

 同神社宮司の野澤靖明さんは「手が届きそうなフジ棚の下で棚一面に咲き誇るフジの房、色、甘い香りを存分に楽しんでもらいたい」と話す。

 開花期間中の土曜・日曜にはライトアップを行う予定。また、昨秋に採取した「千年乃藤」の実が入ったお守りを開花期間中に数量限定で頒布する。お守りは、「実」が身を守り、実が生ることから心願成就する神徳があるという。

 開花期間中の参拝は、平日=9時~18時、土曜・日曜=9時~20時。ライトアップは土曜・日曜20時まで。

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