狛江市のエコルマホール（狛江市元和泉1）で9月10日、「『狛江の日』音楽祭」が開催される。

「音楽の街－狛江」で開催する「『狛江の日』音楽祭」

　「音楽の街－狛江」構想を策定し、音楽イベントの取り組みを進めている狛江市。昨年同市で開催したクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン プレフェス・ア・コマエ」が盛り上がりを見せたことから、本年度はこの機運を発展させ、誰もが気軽に音楽に触れることができるよう、同市ゆかりのアーティストを中心とした音楽祭を企画する。

　同音楽祭では、4つのメイン公演を用意。脳梗塞により失語症になるが、歌手としての再起をかけたリハビリで奇跡の復活を遂げたバリトンの原口隆一さんとピアニスト高橋論世さんの公演「原口隆一の“日本の歌”～失語症を乗り越え、今日も舞台に立つ」と、同市ゆかりの若手バイオリニストの飯守朝子さん、齋藤碧さんの公演「若手ヴァイオリニストの華麗なる競演！」は無料公演。有料公演（500円）は、東京楽竹団による「キッズコンサート～竹が楽器に変身？!」と、フリーアナウンサー永井美奈子さんの語りと同市ゆかりの音楽家による「こまえの仲間たちによる“ガラコンサート”」を用意する。

　「緑の三角ひろば」にも音楽ステージを用意するほか、地元の飲食店などにより屋台村を設け、会場を盛り上げる。狛江駅北口噴水前ステージでは、オープニング公演と東京都公認ヘブンアーティストによる公演を行う。

　開催時間は11時～20時。各公演の開催時間はホームページで確認できる。無料ホール公演は往復はがきで8月31日までに要申し込み、先着350席。有料ホール公演のチケットは、エコルマホールと狛江市観光協会事務局で販売。