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調布の高校生が「納豆甲子園」初代チャンピオンに 納豆料理でカリフォルニア旅行獲得

納豆甲子園で優勝した東京都立調布北高校のチーム「Nagi ♥ Nattou」小峰直さん、山下沙輝さん、嶋希美子さん

納豆甲子園で優勝した東京都立調布北高校のチーム「Nagi ♥ Nattou」小峰直さん、山下沙輝さん、嶋希美子さん

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 夏の全国高校野球選手権大会開幕に合わせ、全国納豆協同組合連合会(台東区)が主催する「第1回 全国高等学校『納豆甲子園』」決勝大会が8月8日、渋谷区の服部栄養専門学校で開かれ、参加した調布市の東京都立調布北高校が優勝した。

納豆甲子園での優勝が決まり驚く様子

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 同大会は高校生3人1組がチームとなり、全国77校のエントリーの中から地区予選を通過した代表6校がオリジナル納豆料理を披露し、高校生の納豆日本一を決定するというもの。第1回のテーマは「ご当地納豆料理&オリジナル納豆スイーツ」。各チームが地元食材を使い、郷土の特色を生かした納豆料理とスイーツの2 品で味とオリジナリティーを競った。服部栄養専門学校校長の服部幸應さんをはじめ、外国人を含む審査員約24人に向けた、日本語と英語で行うプレゼンテーションも評価の対象となった。

 優勝した同校のチーム「Nagi ♥ Nattou」(なぎ なっとう)は、同校家庭科の谷口としえ先生の呼び掛けに集まった、長刀(なぎなた)部1年の小峰直さん、山下沙輝さん、嶋希美子さんが結成。納豆と「Tokyo X」豚肉、日野市産トマトなどを使い、チーズなどの具材を油揚げと豚肉で包んで焼いた「ねばとろ~り巻き巻き納豆with Tokyo」、納豆やおから、黒ゴマなどを生地に混ぜ込んだ「大豆パワー全開ドーナツ」とプレゼンテーションで高評価を集め、優勝と「アメリカ カリフォルニア旅行」を獲得した。

 小峰さんは「東京は他県に比べ、食材が少ないと思われがちだが、今回たくさんの人に東京の食材を知ってもらうことができた。失敗もあったが、最後まで3人で励まし合いながら、笑顔で楽しく料理でき、『おいしい』と言ってもらえたことがうれしかった」と喜びを話した。

 広報担当者は「納豆と地元食材への愛がたくさん詰まった納豆料理を、熱心に伝えようとする姿勢や、英語でもその魅力を表現した努力を目の当たりにし、多くの方が心を打たれたことと思う」と、初開催の手応えを話した。

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