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調布でクリスマスライトアップ アーティストと地域障がい者ら共作「揺らぐツリー」

調布市文化会館たづくりで行われている「Happy Christmas2017 Air tracks」ライトアップ。アーティストの小松さんと同市内の障がい者施設や高齢者施設が協力して制作したクリスマスツリー

調布市文化会館たづくりで行われている「Happy Christmas2017 Air tracks」ライトアップ。アーティストの小松さんと同市内の障がい者施設や高齢者施設が協力して制作したクリスマスツリー

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 調布市文化会館たづくり(調布市小島町2)1階エントランスホールで現在、「Happy Christmas2017 Air tracks」と題したライトアップが行われている。

アーティストの小松宏誠さんの作品

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 毎年クリスマスの時期に開催される同館のエントランスライトアップ。今年は、同館展示室で開催中の「小松宏誠展 Air tracks」とのコラボレーション企画として実施され、新進若手アーティストの小松さんと同市内の障がい者施設や高齢者施設が協力して制作したクリスマスツリーが登場した。

 同ツリーは、高さ5メートルで、小松さんがデザインし施設利用者が制作したモビールで装飾。約200羽の小鳥と雪を表現した三日月形のモビールは、同展と同じく「浮遊」をテーマにした作品で、館内入り口から入る自然の風で揺らぐことを計算している。

 小鳥のモビールは紙製で、はさみで切って折るだけでできる簡単なもの。福祉施設の担当者は「利用者さん(施設のデイサービスなどの利用者である高齢者、障がい者)も市民が楽しめればと、またとない機会に楽しみながら制作ができた」と話す。担当スタッフも、2020年開催予定の東京オリンピック・パラリンピックに向け、高齢者や障がい者がアートを通して、社会と身近につながり、楽しむことができる機会のきっかけになってほしいとの意気込みで同企画に取り組んだという。

 関連イベントとして、同ホールで21日に、「小さな小さな音楽会vol.278 鳥さえずるクリスマス、フルートの響き」を開催。コンサートとともにクリスマスイルミネーションを楽しむことができる。16時30分開演、入場無料。

 ライトアップの実施時間は16時~21時30分。24日まで。「小松宏誠展 Air tracks」は、来年1月14日まで。

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