5月8日、身頃を迎えた深大寺の「なんじゃもんじゃの木」がライトアップされた。「なんじゃもんじゃ」は限られた地域で自生する珍しい樹種や巨木の愛称として呼ばれ、同寺ではモクセイ科の落葉高木である「ヒトツバタゴ」。親木は明治神宮にあるという。 　開花は4月下旬～5月上旬で多数の白色花を開き、花が木に積もった雪に見えることから英名は「スノーフラワー」といわれる。北米に1種、東アジアに2種存在し、愛知県や岐阜県、長崎県の対馬の自生地では国の天然記念物として保護されている。