株式会社フジクラ(取締役社長CEO:岡田直樹)は、日本国内のデータセンタ市場向けに、新たに
4000心SWR(R)(※1)/WTC(R)(※2)を開発し、製品化しました。
4000心SWR(R)/WTC(R)は、多心一括融着が可能な16心もしくは8心間欠固定型光ファイバリボン
(Spider Web Ribbon(R):SWR(R))を実装した、フジクラ独自技術の細径高密度型光ファイバケーブル(Wrapping Tube Cable(R):WTC(R))で、国内データセンタ向け最多心数の光ファイバケーブルです。
生成AIやクラウドサービスの普及・拡大により、データセンタ周りの通信データ量や情報トラフィック量が急激に増えています。
フジクラではこれまで、国内のデータセンタ向けに2000心や3000心の多心光ファイバケーブルを供給してきましたが、一般的な管路に布設可能な光ファイバケーブルの更なる多心化が急務になっていました。
国内の地下管路への布設にはスペースの制約から、光ファイバケーブルの最大外径を24mm以下に抑える必要がありますが、4000心SWR(R)/WTC(R)は、最大外径を23mmに抑えたうえで、機械特性や光学特性も3000心ケーブルと同等の特長を有しています。また、16心SWR(R)、8心SWR(R)の両品種でのラインナップを用意し、それぞれ16心融着接続、8心融着接続の対応が可能です。16心融着接続では、融着接続回数や成端架でのファイバの収容作業が効率化し、トータルの施工時間短縮に寄与します。

既存2000心SWR(R)/WTC(R)

既存3000心SWR(R)/WTC(R)

新規4000心SWR(R)/WTC(R)

4000心SWR(R)/WTC(R)の販売開始にあわせて専用のクロージャなども製品ラインナップに加える予定であり、これにより、既存インフラ網を効率的に活用しながら細径高密度のSWR(R)/WTC(R)を用いた通信ネットワーク構築を可能にします。
フジクラは引き続きSWR(R)/WTC(R)を通じて高度な通信ネットワークの構築に寄与すると同時に、高品質かつ革新的な技術と製品開発によって、国内外を問わずさらなる高度情報化社会の実現に貢献していきます。
製品WEBサイト:超多心細径高密度型光ファイバケーブル | Fujikura

※ SWR(R)(Spider Web Ribbon(R))およびWTC(R)(Wrapping Tube Cable(R)は、株式会社フジクラの登録商標です。
※1 SWR(R)(Spider Web Ribbon(R))
フジクラ独自の技術で開発した光ファイバリボン。単心光ファイバを間欠的に接着した構造で、柔軟性に富む特長を持つ。光ファイバケーブル内の高密度実装が可能で、光ファイバケーブルの細径・高密度化に寄与。
※2 WTC(R)(Wrapping Tube Cable(R))
SWR(R) を実装した、フジクラ独自の技術で開発した細径高密度な光ファイバケーブルの名称。光ファイバリボンを押え巻きのテープで覆ったシンプルな構造の光ファイバケーブル。国内で主に使用されているスロット構造や海外で一般的なルースチューブ構造等、従来の光ファイバケーブルよりも細径高密度な構造であることから、既設の管路を使用でき大幅な工期の短縮が可能。